金箔屋さくだ
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【金沢情報】

石川県アンテナショップがリニュアルオープン!

2024年03月11日

3月9日に、石川テラス(石川県アンテナショップ)が東京駅八重洲口近くにリニュアルオープンいたしました。
私も石川県物産協会会長として式典に出席してきました。

オープニングセレモニーには、岸田首相、馳石川県知事を始めとして、1月に能登地震で甚大な被害を受けた七尾市出身の漫画家、永井豪氏らによるテープカットで新装開店いたました。

店内は石川県産建築資材で石川らしさを表現し、能登から加賀地方の食品・お酒・工芸品・クラフト等が販売されております。

石川県は全県民を挙げて能登地方の復興に取り組んでおります。被害を被なかった地域は経済活動を通して能登復興を目指しております。

震災支援を兼ねて一度度お立ち寄りいただければ幸いです。

また、3月16日には北陸新幹線が金沢から福井県敦賀まで延伸いたします。

是非、金沢をはじめ加賀地方にもお越しいただけることを願っております。

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代表取締役 作田一則
金箔屋 さくだ
株式会社金銀箔工芸さくだ
本社・本店/〒920-0831 石川県金沢市東山1丁目3番27号
TEL 076-251-6777 (電話受付時間 9:00~17:30)
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今日は8月9日(ハク)箔の日

2023年08月09日

今日は8月9日(ハク)箔の日

箔組合は昭和46年より8月9日を箔の日に定め、前後に箔に係るいろんなイベントを行っています。

7日8日は日光東照宮へ研修旅行。

 

8月5日6日は市立安江金箔工芸館で、地元の親子や観光客対象に普段は出来ない、金箔の抜出し・金箔の裁断・裁断した箔を用い・うちわやポストカードに箔押しなどの金箔体験やVRで金澄製造工程の体験を行い2日間で400名近くの来場があり、

今日は、AM6:30分より卯辰山中腹にある箔記巧碑前にて追善法要

 

8時からは、加賀藩藩祖を前田利家公を祀る宇多須神社にて、縁付け金箔の奉納箔打ち(写真:古式による箔打ち)と

横笛奏者:藤舎眞衣さんによる笛の奉納を開催し金箔の技の継承と、益々の繁栄を祈念いたしました。

(前田利家公は、金沢へ金箔の技術を420年前に京都より継承いたしました。現在では、金沢は日本国内で唯一の産地です。)

 

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代表取締役 作田一則
金箔屋 さくだ
株式会社金銀箔工芸さくだ
本社・本店/〒920-0831 石川県金沢市東山1丁目3番27号
TEL 076-251-6777 (電話受付時間 9:00~17:30)
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G7富山・金沢教育大臣会合が開催されました。

2023年05月19日

本日より広島県で開催されているG7広島サミット(令和5年5月19日(金曜日)~21日(日曜日))

それにあわせ、全国15の都市で関係閣僚会合が開催されました。

G7富山・金沢教育大臣会合は、その関係閣僚会合の1つであり、国内で初の2県共同開催となり、

石川県にとっては、初の政府主催の国際会議です。

「学都石川」、「文化都市金沢」を発信するとともに、さらなる教育・学術の振興を図るため、プレスツアーが行われました。

金箔屋さくだ・本店にも足をお運びいただき、金箔の製造工程をご紹介し、皆様大変興味を持ってご見学いただきました。

伝統工芸品が盛んな石川県で日本独自の優れた文化を知っていただくことができとてもうれしく思います。

 

その時の様子を香港の新聞記事とブラジルの動画でもご紹介いただいておりますので、ぜひご覧ください。

・Record TV Japan

【ブラジル動画】
※金沢は4 分15 秒から

 

・香港ネット

【福建日報東南綱】
【點新聞】

新年をお祝いする華やかな宴

2023年01月23日

先日、「作田金銀製箔グループ」の新年会が開催されました。
新型コロナウィルスの感染対策を徹底し、会場はマスク着用と手指消毒のご協力を得て時短開催となりました。

 

それでも、久しぶりの華やかな宴にたくさんの笑顔が見られた会でした。
皆さんと一緒に新年をお祝いすることが出来、大変うれしかったです。
次回開催される際には、コロナが収束していることを心から祈りたいと思います。

 

 

また会場では東・主計町『八の福』の芸妓さんにより、『松風』『君が代 松竹梅』『金沢風雅』の三曲をご披露いただきました。
間近で芸妓さんたちを拝見し、素晴らしい唄・三味線・踊りの技と美しさにとても感動しました。

お茶屋といえば、一見さんお断りというルールがありますが、
かなざわ自由時間では、お座敷体験や芸妓さんに実際に会えるプランなどが紹介されています!

初めての方でも気軽に参加ができるので金沢の思い出にお座敷体験というのも素敵ですね。
かなざわ自由時間 芸妓さんプランはコチラ

 

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ネットスタッフ 冨田
金箔屋 さくだ
株式会社金銀箔工芸さくだ
本社・本店/〒920-0831 石川県金沢市東山1丁目3番27号
TEL 076-251-6777 (営業時間 9:00 ~ 18:00)
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新年のご挨拶【2023】

2023年01月01日

新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い申し上げます。

日頃は弊社金箔材料部門及び金箔工芸部門を、ご愛顧お取引頂き心より感謝申し上げます。

当地金沢の《 金箔屋さくだ 》各店にも、コロナが落ち着き始めた事で賑わい取り戻しつつあります。

旧年は、なかなかリニューアルオープンが叶わなかった『 金箔屋さくだ茶屋街店 』が無事オープンし、

イートインコーナーや、ひがし茶屋街を盛り上げる新たな取り組みも行っておりますので、

金沢にお越しの際には是非お立ち寄りください。

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代表取締役 作田一則
金箔屋 さくだ
株式会社金銀箔工芸さくだ
本社・本店/〒920-0831 石川県金沢市東山1丁目3番27号
TEL 076-251-6777 (電話受付時間 9:00~17:30)
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一年のご挨拶【2022】

2022年12月31日

まず初めに本年も作田金銀製箔・金銀箔工芸さくだ、作田商事をご愛顧ご指導頂けました事心より深く感謝申し上げます。コロナもようやく落ち着き始め本店を構えるひがし茶屋街や金沢にも少しづつかつての活気が戻ってきました。又、お客様におかれましても大変多くのご注文やご来店を頂き慌ただしく時間が過ぎる中、早いもので本年も残すところあとわずかとなりました。

金箔屋さくだグループは10月に店舗のリニューアルオープンも行い、ひがし茶屋街のご紹介も随時できる新しい取り組みも行っております。来店以降も金沢の観光をより一層盛り上げて行けますよう、社員一同誠心誠意おもてなしさせて頂きますので、皆様には心穏やかな年越しを過ごされますようご祈念申し上げますとともに、来年も変わらぬご支援・ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。

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ネット管理者 作田裕樹
金箔屋 さくだ
株式会社金銀箔工芸さくだ
本社・本店/〒920-0831 石川県金沢市東山1丁目3番27号
TEL 076-251-6777 (営業時間 9:00 ~ 18:00)
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2022年10月15日に浅野川大橋にて「浅野川大橋百寿祭」開催!

2022年10月13日

2022年10月15日(土)10:00~14:00

浅野川大橋付近にて「浅野川大橋百寿祭」が開催されます。

9時~12時の間、浅野川大橋が歩行者天国となり、様々なイベントが開催されるそうです!

また、キッチンカーなどの出店や地域のお店の出店などもあるそうですのでひがし茶屋街観光と併せて足を運ばれてはいかがでしょうか♪

浅野川大橋から眺める浅野川は何とも情緒溢れており、大好きな風景です♪

浅野川大橋百周年おめでとうございます!!

 

浅野川大橋・犀川大橋100周年 Webサイトはこちら

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ネットスタッフ 土居下
金箔屋 さくだ
株式会社金銀箔工芸さくだ
本社・本店/〒920-0831 石川県金沢市東山1丁目3番27号
TEL 076-251-6777 (営業時間 9:00 ~ 18:00)
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東山の朝

2022年02月25日

通勤時間に少し余裕がある時、ふらりと東山周辺を歩いています。

主計町、中の橋、観音町、ひがし茶屋街

細い路地も。

 

健康のためにと少し歩きながら、ちょっと観光気分で楽しんでいます。

お店には、雛人形が飾られ春らしさを感じます。春が待ち遠しいです。

感染対策しながら、元気に過ごしたいと思っています。

 

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ファクトリースタッフ 谷内 美代

金箔屋 さくだ
株式会社金銀箔工芸さくだ
本社・本店/〒920-0831 石川県金沢市東山1丁目3番27号
TEL 076-251-6777 (営業時間 9:00 ~ 18:00)

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ひがし 八の福の芸妓さん。

2022年01月21日

 

先日、新年のご挨拶に今年はひがしの『八の福』の芸妓さんが来てくださり、

唄と踊りを披露してくださいました。

 

 

素晴らしい踊りと唄はとても華やかで見とれてしまいました。

普段は中々見ることができないのでとても貴重なひと時でした。

八の福の皆さま、ありがとうございました。

 

お茶屋といえば、一見さんお断りというルールがありますが、

かなざわ自由時間では、お座敷体験や芸妓さんに実際に会えるプランなどが

紹介されています!初めての方でも気軽に参加ができるので

金沢の思い出にお座敷体験というのも素敵ですね‼

かなざわ自由時間 芸妓さんプランはコチラ

 

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ネットスタッフ 土居下
金箔屋 さくだ
株式会社金銀箔工芸さくだ
本社・本店/〒920-0831 石川県金沢市東山1丁目3番27号
TEL 076-251-6777 (営業時間 9:00 ~ 18:00)
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新年のご挨拶【2022】

2022年01月01日

新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い申し上げます。

日頃は弊社金箔材料部門及び金箔工芸部門を、ご愛顧お取引頂き心より感謝申し上げます。

当地金沢の《 金箔屋さくだ 》各店にも、コロナ渦ではございましたが多くの皆様方にご来店頂き心より

感謝申し上げます。本年は、昨年オープンがかなわなかった『 金箔屋さくだ茶屋街店 』を5月の連休に向け

イートインコーナーも取り入れ、皆様方に憩いと寛ぎをご提供できるお店としてリニュアルオープンいたしま

す。金沢にお越しの際にはぜひお立ち寄りください。

昨年末に、今年の漢字に全国からの募集した投票による結果、僅差ですが長く暗いコロナ禍にある社会を照ら

す明るいニュースとなった東京オリンピック・パラリンピックを主な理由とし、『金』が選ばれました。

『金』を素材として金箔を製造している私たちは、あらためて『金』に感謝をする1年でした。気のせいか

金箔屋さくだの各店舗では、金箔貼りの置物類が好評です。

今年は、金沢の『金』にまつわる物語をお伝えいたします。

「金沢」は、金洗いの沢 

それは今から千年も前、平安時代のこと。加賀の国・山科(現在の金沢市郊外)に山芋を掘って暮らす藤五郎という男が住んでいました。ある日、藤五郎のもとに、大和の国の長者が「夢で観音様のお告げがあったので、娘を嫁にしてほしい」と娘を連れて訪れます。娘はたくさんの持参金を持って嫁いできましたが、藤五郎はそのお金を貧しい人たちに分け与えてしまいます。娘の暮らしぶりを見かねて、長者は砂金を送ってきました。しかし、藤五郎は雁の群を捕らえようと、その砂金の入った袋を投げつけてしまいます。あまりのことに娘が怒ると「あんなものは掘った芋にたくさんくっついている」と藤五郎。娘は藤五郎と一緒に山へ行って芋を掘り、近くの湧き水で洗ってみました。すると、水の中で金色の小さな粒がキラキラと光ります。砂金です。二人はたちまち大金持ちになりました。貧しい人たちにも分けたので、人々から「芋掘り長者」と呼ばれて敬われるようになりました。二人が芋を洗った湧き水はいつしか「金洗いの沢」と呼ばれるようになり、金沢の名の由来になったといわれています。 このお話の本当のところはわかりませんが、なんとロマンに満ちて、ほのぼのする話でしょう。金洗いの沢は金城霊沢(きんじょうれいたく)とも呼ばれ、日本三大庭園の一つ・兼六園の一角金沢神社にあって、今もこんこんと清水が湧き出ています。

世界中で愛される永遠不滅のしるし

金箔は純金とはまた違う穏やかで柔らかい輝きが魅力です。ヨーロッパでは古くから教会の装飾品や額縁などに、日本では「京都・北山の鹿苑寺金閣」や「岩手・平泉の中尊寺金色堂」に代表されるように寺院の装飾に金箔を施すことも多いようです。静かに輝きを放つその場所にたたずむと、ふと違う世界に連れていかれたような錯覚を覚えることがあります。建立に携わった人たちも極楽浄土を思い描いていたのでしょうか。奈良時代につくられた唐招提寺の千手観音立像(木心乾漆造では最古最大の像)にも金箔が使われていたことがわかっています。金は大気中では酸化しない、つまり腐食しない金属です。古代の人たちは金色(こんじき)に永遠不滅のしるしを直観していたのかもしれません。 金沢では室町時代後期に浄土真宗・本願寺を発展させた蓮如が北陸を行脚したことから、農民の間にも浄土真宗が大いに広まり、真宗王国と呼ばれるようになりました。当時から人々の厚い信仰心に支えられ、その象徴ともいうべき仏壇や仏具の製作がさかんに行われ、金箔は重要な素材の一つとして、なくてはならないものでした。

加賀藩と箔打ち職人のサクセスストーリー

金沢での箔打ちの歴史を伝えるもっとも古い史実は約430年前。文禄2年(1593)、加賀藩初代藩主・前田利家公が朝鮮出兵の陣中から、箔の製造を命じる手紙を国元に送っています。このことから、それ以前から金箔製造が行われていたことが推測できます。 しかし、江戸時代になると、幕府は金を厳しく統制。箔の製造・販売も統制し、江戸と京都でのみ箔打ちを許可しました。加賀藩では密かに製造を続けるしかなかったようです。そんな折、文化5年(1808)に火事で金沢城二の丸などが焼失。再建のために大量の金箔が必要となり、前田家は幕府から期限つきで金箔製造の許可を得ます。そのことが金沢の箔職人たちの心に灯をともしました。幕府から製造・販売の許可を得ようと動き出します。運動の中心となったのは能登屋佐助。さくだ本店のある金沢・東山の出身といわれています。粘り強い運動と藩の尽力を得て、元治元年(1864)、ようやく加賀藩御用の箔に限り、公に製造が許されたのです。 明治になると、幕府のうしろだてを失った東京の製箔業は急速に衰え、かわって金沢箔が伸びていきます。第1次世界大戦後は当時、世界に流通していたドイツ箔の製造が途絶え、金沢箔が世界に進出。第2次大戦直後の苦難の時代を乗り越え、戦後の復興とともに金沢箔も復活し、昭和52年には国の伝統的工芸品産業・用具材料部門で指定を受けることになったのでした。2020年には、縁付け金箔の製造技術がが、ユネスコの世界文化遺産として登録され、金沢箔の歴史に更に箔をつけて飛躍の年となりました。

皆様方の本年の数多くのご多幸をご祈念申し上げ新年のご挨拶といたします。

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代表取締役 作田一則
金箔屋 さくだ
株式会社金銀箔工芸さくだ
本社・本店/〒920-0831 石川県金沢市東山1丁目3番27号
TEL 076-251-6777 (電話受付時間 9:00~17:30)
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