食用金箔の種類は何がある?値段や保存方法まで徹底解説 | 株式会社金銀箔工芸さくだ
食用金箔の種類は何がある?値段や保存方法まで徹底解説
食用金箔の価格はいくら?種類や保存方法も解説
料理やスイーツにひとふりするだけで、特別感が一気に増す食べられる金箔は、見た目の華やかさから「高そう」「贅沢すぎるのでは」と思われがちです。しかし、実は少量で十分使えるため、商品によっては意外と身近に楽しめる素材なのです。
こちらでは、株式会社金銀箔工芸さくだが製造・販売する食用金箔の種類や保存方法について、わかりやすくご紹介します。
金箔の種類によって価格が異なる理由を、製造工程に触れながら解説し、金箔選びの参考になる情報をお届けします。
「特別な日の料理を華やかに彩りたい」「贈り物に金箔を使ってみたい」と考えている方に、金箔の魅力をもっと身近に感じていただけるきっかけになれば幸いです。
食用金箔の種類と価格

食べられる金箔とひとことで言っても、その形状や仕様にはいくつかの種類があり、用途に応じて選ぶことができます。また、見た目の華やかさは共通していても、製造工程や含有成分、使いやすさによって価格にも違いが生まれます。
金箔の種類
株式会社金銀箔工芸さくだでは、すべての食用金箔を自社で製造しています。純度と安全性を確保した高品質な製品のみを取り扱っており、形状としては以下の種類があります。
- フレーク状金箔:付属のピンセットで少量ずつつまんで、料理やお菓子、飲み物などに散らして使うタイプです。
- スティックタイプ:スティック状の容器に入っており、料理や飲み物に直接振りかけられるタイプです。
人気があるスティックタイプは、片手でサッと振りかけられるため「手軽に高級感を演出できる」とお客様からご好評いただいています。
金箔の価格
価格については、使いやすさや容量によって幅があります。例えば、0.06g入りのスティックタイプであれば2,600円(税込)ほどからご用意しており、1回の使用量がごく少量で済むため、実際には50回〜100回ほど使用できるコストパフォーマンスの高さが特徴です。
一方で、食用ではないシートタイプや装飾向けの広い面積を持つ金箔は、その加工の難しさや素材の歩留まりによって、1枚数百円〜数千円と価格が変動します。
金箔は非常に軽く、0.1gでも十分な量が確保できるため、「高そう」と思われがちですが、実際には一皿あたり数十円〜で特別感を演出できる商品もあります。特別な日のお料理やスイーツに、ほんのひと振り加えるだけで、驚きと笑顔が生まれます。
なぜ高級?金箔の製造工程と価値

金箔と聞くと、「高級品」「贅沢なもの」という印象を持たれる方が多いかもしれません。実際、金箔はわずか数グラムで何万円という価格帯の商品も珍しくありません。その理由は、素材の希少性だけでなく、製造にかかる膨大な手間と時間にあります。
金箔の製造工程について
●金沢伝統製法と職人の技
株式会社金銀箔工芸さくだでは、金沢に伝わる伝統製法を守りながら、自社工房でも金箔を一枚一枚丁寧に仕上げています。製造には大きく分けて合金づくり・延ばし・打ち・裁断・選別といった工程があり、最終的には1万分の1ミリの厚さにまで金を均一に広げる必要があります。
●金箔の極限の薄さを実現する「縁付け」
この極限の薄さを実現するために必要なのが「縁付け(えんつけ)」と呼ばれる熟練の技です。打ち紙に金を挟み、何千回も叩いては休ませてまた叩く、この地道な作業を繰り返すことで、金はまるで空気のような軽やかさと、光を通すほどの透明感を持った箔へと変化します。
●職人の感覚と細やかな調整
一見すると機械で量産できそうに思えるかもしれませんが、実際には気温や湿度、素材の状態を見極めながら、細かく調整を加え続ける職人の感覚が必要不可欠です。例えば、打ち紙の状態ひとつで仕上がりが左右されるため、一枚でも不良が出ないよう目と手の感覚をフルに使って生産しています。
●食用金箔における衛生管理の徹底
また、食用金箔の場合はさらに衛生面にも配慮が必要です。異物混入を防ぐために専用の加工室を設け、幾重にもチェック体制を敷いています。このように、「安全で食べられる美しさ」を実現するためには、素材と技術だけでなく、衛生への徹底した配慮もコストに含まれているのです。
このような背景から、金箔は単なる「金の薄片」ではありません。そこには、100年以上受け継がれてきた技と、手を抜かない姿勢がしっかりと息づいています。株式会社金銀箔工芸さくだはその価値を守り続けるため、今も一枚ずつの箔に真剣に向き合っています。
食用金箔を長持ちさせる保存方法と注意点
食用金箔を美味しく美しく保つためには、ご家庭での保存方法が重要です。金箔は繊細な素材であるため、適切な方法で保管しないと、その輝きや風味が損なわれることがあります。
以下にて、食用金箔を長持ちさせるための保存方法と、注意したい点について詳しく解説します。
最適な保存場所
食用金箔は、高温多湿を避け、直射日光の当たらない冷暗所で保管することが大切です。理想的な保存温度は常温(約20~25度)で、冷蔵庫での保管も避けた方が賢明です。
冷蔵庫での保存はNG?
冷蔵庫に入れると、取り出したときの急激な温度変化で結露が発生し、金箔の劣化につながる可能性があります。
開封後の保存方法
開封後はなるべく早く使い切るようにし、長期間保存する場合は、密閉容器に入れて保管するようにしてください。空気に触れることで酸化し、変色する可能性があります。
取り扱い時の注意点
乾燥剤を一緒に入れておき、湿気から守ることも重要です。金箔は繊細な素材なので、直接手で触れないように、取り扱う際はピンセットなどを使うようにしてください。
金箔の価値を、もっと身近に
金箔は、豪華な見た目だけでなく、伝統の技と厳しい品質管理によって支えられています。高級なイメージを持つ方も多いかもしれませんが、少量で華やかさを演出できる商品もあり、意外と手軽に食卓に取り入れられます。
株式会社金銀箔工芸さくだでは、創業以来100年以上にわたり培ってきた製箔の技術を活かし、食用金箔を自社で丁寧に製造・販売しています。ご家庭での特別なひとときや贈り物、そしてお祝いの食卓に、金沢の伝統をひと振りの金箔とともにお楽しみください。
各種食用金箔はオンラインショップでも販売中です。ぜひ一度ご覧ください。食卓に“食べられる美しさ”を添えてみませんか?
※金はアレルギー反応が少ない素材としてアクセサリーなどにも広く利用されていますが、ごく稀に金アレルギーを起こす方がいらっしゃいます。万が一、体調に異常を感じた場合は専門医にご相談ください。
【金沢】食用金箔や金箔貼り体験に関するコラム
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